携帯電話と電磁波の関係
スポンサードリンク
ここ10年ほどの間に目覚しい普及と進化を遂げたものといえば、真っ先に思い浮かぶのが携帯電話でしょう。最近では携帯電話を持っていない人を見つけるのが難しいくらいに誰もが持っているもので、高校生はもちろん、中学生や小学生でも携帯電話を持っている子供が増えてきているようです。携帯電話とセルと呼ばれる基地局との間は電波で情報のやりとりをすることになりますから、電磁波の影響を免れることはできません。
電気が流れる箇所では必ず電磁波が発生することになりますから、パソコンやIH調理器などからも少なからず電磁波が発生していることになります。IH調理器を使うときに使用する電磁波を防止するためにシールド効果を施したエプロンも出ているようです。携帯電話から発生する電磁波はマイクロ波と呼ばれる種類のもので、電子レンジで使用されているものと同じため、水分子が存在すると熱を発生するのが特徴となります。
マイクロ波は、身体に悪影響を与えるという研究結果の報告があり、携帯電話から発生する電磁波を長時間受けてしまうと、脳腫瘍を発症したり、遺伝子を損傷させたりする可能性があるということが分かってきています。携帯電話は通話中に耳に当てて使用しますから、目や頭といった場所に近いところで電磁波を受けてしまうという危険が伴うのが大きな問題なのです。日本ではまだまだ認知度は低いのですが、微弱な電磁波でも頭痛やめまいといった症状が出てしまう電磁波過敏症と呼ばれる病気もあるのです。
携帯電話の影響
日本ではこれだけ携帯電話が普及しているのに、電磁波の影響についてはよくわからないまま使っているのが現状で、時々思い出したようにニュースなどで取り上げられることはありますが、電磁波の影響を考えた規制があるわけではありません。日本の現状に対してヨーロッパ各国では、携帯電話を使うことによる電磁波が身体に与える影響を考慮して、16歳以下の子供が携帯電話の使用することを控えるように指導しているようです。
電磁波の大きさを示す値にSAR値があります。SAR値は、10歳児では2.5倍、5歳児では4.2倍、さらに目へのSAR値は5歳児では何と12倍にも匹敵すると言われているのです。さらに電磁波が胎児へ与える影響も心配されていて、妊婦さんは携帯電話をお腹に近づけないようにフランスでは勧告されているようです。
凶悪な犯罪が増えてきているため子供の安全を考えて、携帯電話を持たせる人が多いですが、電磁波による健康被害のことも同様に考えてみるべきでしょう。